魔王降臨


ストーリー(1/8)

ある晩、闇夜にまぎれ封印された魔王を復活させる一人のボロを纏った女性の姿があった…

剣と魔法の勢力が剣に傾いたルクレチア、そこではユリウス国王が唯一の肉親である王女アイリスの結婚相手を探す事で躍起になっていた。
しかし、アイリスはかつてルクレチアを救ったと言う勇者ハッシュフォード=ワイズマンのような強くたくましい男が良いという…勇者ハッシュ、それは十数年前…王妃をさらい辺境で謀反を起こした、かつてのユリウスの腹心ガウス=ラインハルトの謀反を魔導師サブリナと共に鎮圧したルクレチアの勇者。
しかし、その後ハッシュもサブリナも行方不明となり、今では死んでしまったと言うのがもっぱらの噂。しかも、生きていたとしても国王ユリウスと変わらぬ高齢の身。
そこで国王は一計を案じ国中の我と思わんものを集めて闘技大会を開きその優勝者を新しきルクレチアの勇者として姫の夫とする事を画策する。もちろん、それは腹心の部下を利用して大会優勝者を裏工作し、有力な諸侯との政略結婚を姫に諦めさせる為の口実であるのだが…


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