魔王転生
ストーリー(4/10)
ところがレナードらの計画は魔王軍参謀長アシュレイの前には筒抜けであった。
満を持し て出撃した「旭日の軍」は呼応するはずのザクソニア軍・ルクレチアのレジスタンスとの連絡が取れず、情勢は一変し、孤立してしまう。
アシュレイの計画によって放たれた魔王軍戦闘隊長サイサリスと死天将軍のゴーストによってザクソニア軍は出鼻をくじかれる。
血祭りに上げられた将軍の首を土産に、サイサリスはザクソニア王と和睦を執りつけており、また、ルクレチアに放たれた密偵はファントム将軍の部隊によって一人残らず殺戮されていたため、連絡が伝わらずにいたのだ。
アシュレイとレイス、そして ファントムの軍に追い詰められたレナードが死を覚悟した時、一筋の落雷が放たれ、ルクレチア最大のレジスタンスのリーダー、カミル=リチャードが現れ、レナードを救出する。