魔人の闘将
ストーリー(7/8)
イスペニア城は陥落し、ヘクターによる生き残った民衆への懐柔策の提示演説、ジェリルやバルバスによる残党軍の掃討、サルートによる城内警備が日夜行われていた。
そんな中で不気味に暗躍するグレゴリオはサルート・ジェリル・バルバスを次々とマンドコラと呼ばれる麻薬性の植物と己が呪法をもって手なずけていった… そう、リシェラを暗殺したのも、戦争を起こさせたのも、国王を病から死に追いやったのもすべてこの男の仕業であったのだ、
父親を国王に殺され服従していたかに見えたグレゴリオは長年このチャンスを伺っていたのだ、すべてのつじつまが一本に合った時、グレゴリオは死将軍のすべてをヘクターにぶつける、動揺するヘクターに襲いかかる死将軍ら兵士達、追い詰められたヘクターであったがその時マンドコラの呪縛から己の意志で逃れたバルバス将軍に助けられる、命がけでヘクターを逃がそうとするバルバス、しかし多勢に無勢…ヘクターはグレゴリオの術に身を焼かれ、バルバスはマンドコラに冒されたサルート・ジェリルによって討ち取られてしまう。