魔の鎮魂歌(レクイエム)
ストーリー(8/13)
一方のルクレチアの工場ではブラッドの弟のマドックが『G』の完成に向けて最終の調整を行っていた。
『G』とはかつての魔王オルステッドやルクレチアの悪夢グロフィス=ロナが身につけた鎧のことで、 正式名称をグロフィスの名から『グロフィシア』と言った…
しかし、グロフィシアの持つ魔力に対し、魔法を捨て科学や文明の道を選んだルクレチア人の体では抗う事はできず、多くのテスト生が生気を吸い取られ命を落としていた。
そして、マドックやブラッドの研究から人体の抵抗力の強い女性が選ばれ、その中でも裏切り者として名高い呪われた大魔法使い『シーザ=ストレイボウ』 の血を引くミリエラ=ストレイボウがその調整員として選ばれていた…
かつての先祖の忌まわしいイメージを一族から払拭するために、戦争反対の市民グループに弾圧されながらも己の意志で戦場を選ぶミリエラ、寿命を縮めるようなグロフィシアを用いた訓練を、戦争を一刻も早く終わらせるための切り札と信じるミリエラは マドックとの会話を交わすと最終調整のためグロフィシアの実験室に入る。